アーユルヴェーダサロン ラクシュミー アーユルヴェーダとは
アーユルヴェーダ〔Ayurveda〕とは、古代インドのサンスクリット語でAyus(生命・いのち)とVeda(科学・知恵)とを意味する複合語で、WHO(世界保健機構)にも公式に認められた世界最古の伝承医学です。
古典では「幸福で有益な長寿をもたらすための知識である」と定義されており、病気の治療と予防だけでなく、健康の維持・増進、さらには若返りを目的とし、幸福な人生を送るための、まさに生き方の知恵を教えてくれるものです。
アーユルヴェーダでは宇宙に存在するすべてのものが五大元素(空・風・火・水・地)から成ると考えられており、エネルギーや物質の状態、あるいは性質を表します。
これらによって形成されているのがドーシャと呼ばれる3つの生命エネルギー「Vataヴァータ」「Pittaピッタ」「Kaphaカパ」です。人は皆この世に生を受けたときからこの3つのドーシャを持ち合わせており、その割合は人それぞれ異なっています。このドーシャは時間帯・季節・年齢・食生活などによって影響を受け、常にわずかながらも変化しています。
「異常なドーシャはからだを滅ぼし、正常なドーシャはこれを支える」
(アシュダンガ・フリダヤサンヒター 第1章6節)
とアーユルヴェーダの古典で記されているように、ドーシャがアンバランスになると、消化と代謝の力(アグニ)が乱れ、毒素(アーマ)が体内の通路(スロータス)を塞ぎ、老廃物(マラ)の生成・排泄が正常に働かなくなることで、あらゆる不調や病気を引き起こす要因となります。
それにはまず心と身体のドーシャをうまく調和させることが、健康で美しく幸福に過ごすための近道といえます。
【エネルギー】 運動エネルギー |
【エネルギー】 代謝エネルギー |
【エネルギー】 構造エネルギー |
【性質】 軽い、動く、速い、乾燥した 冷たい、粗い、不規則な |
【性質】 熱い、鋭い、軽い 流動的な、油性 |
【性質】 重い、遅い、安定した 冷たい、粘性 |
【特徴】 痩せ型、乾燥肌、便秘、冷え性、心配性、明朗快活、機敏 |
【特徴】 均整のとれた中肉中背、情熱的知的 完璧主義、汗っかき、快食快便 |
【特徴】 がっしり型、色白、滑らか肌、体力・忍耐力、慈悲深く温厚、着実性 |
【アンバランス時】 気分の変動、衝動的、睡眠不足、疲労感、関節痛、生理痛 |
【アンバランス時】 批判的、皮膚のトラブル、目の充血、口内炎、発汗異常 |
【アンバランス時】 怠慢、思考・行動の鈍さ、執着、無気力、肥満、咳・鼻炎 |
Lakshmiではアーユルヴェーダ理論に基づき、お客様お一人お一人のドーシャバランスや悩みに合わせたオイルの選別やトリートメントのご提供を行ってゆきます。